講座・課程詳細

申込締切日 / 2025/07/03ジャンル / 文化・芸術を学ぶ、歴史を学ぶ、オンラインで学ぶ 学内講座コード /

【龍谷アカデミックプラザ】生活の中の宗教-仏教とキリスト教の宗教観-

主催:龍谷大学・龍谷大学短期大学部龍谷大学・龍谷大学短期大学部 深草キャンパス

問合せ先:龍谷大学・龍谷大学短期大学部

開催日
2025年7月07日(月)7月14日(月)、7月28日(月)
入学金
 - 
時間
13:30~15:00
受講料
5,940円
課程
公開講座(一般受講)
開講形態
オンデマンド配信、ハイブリッド(対面・オンライン)
その他
対面受講(一般)5,940円
オンライン受講(一般)5,940円
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講座詳細

【講座概要】
 本講座では、歴史の歩みとともに展開をとげ、これまでその文化形成に重要な役割を果たしてきたキリス ト教と仏教に焦点を当てる。具体的には行動規範、集団形成など、人間が生活 していく上での様々な文化的環境の背景をなしているキリスト教と仏教の思想を考察する。

【講座進行】
■第1回 7月 7日(月)13:30~15:00 「キリスト教の『神』と仏教の『仏』」
キリスト教はイエスによる新しい契約を重視し、律法からの自由や愛、赦しを説きますが、仏教も釈迦を宇宙的存在と捉える大乗と、人間としての修行を重視する上座部に分かれ、悟りを追求する点で共通しています。

■第2回 7月14日(月)13:30~15:00 「キリスト教の『愛』と仏教の『慈悲』」
キリスト教の「愛」は、神との関係を基礎とした垂直的な愛であり、神の愛に応える形で他者への愛が生まれるという構造を持っています。一方、仏教の「慈悲」は、仏の悟りに基づいた水平的な救済の働きであり、自他を超えた「縁起的な」つながりに立脚しています。

■第3回 7月28日(月)13:30~15:00 「キリスト教と仏教の『救済観』」
親鸞の教えは、阿弥陀仏の本願による他力救済を説き、人間の努力を否定する点で、キリスト教の恩寵による救いと共通し、信仰の受動性と救いの確実性において深い親近性を示しています。

備考

申込受付サイトPeatixからお申し込みください。
申込用URL:https://peatix.com/event/4442730/view

※お申し込みいただくためには、「Peatix」への新規登録が必要になります(無料)。
表示名(イニシャルや苗字のみにされることをおすすめします。)及びE-mailアドレスと、任意のパスワードで登録できます。

販売期限: 2025/07/04 0:00:00
※コンビニ / ATM でのお支払いは、2025/07/03 で締め切られます。

講師

名前
久松 英二(ひさまつ えいじ)
肩書き
龍谷大学国際学部教授
プロフィール
神学博士(ウィーン大学)。著書として『祈りの心身技法』(京都大学学術出版会)、『ギリシア正教 東方の智』(講談社メチエ)、『古代ギリシア教父の霊性』(教文館)』、訳書としてルードルフ・オットー『聖なるもの』(岩波文庫)。専門は東方教会神秘思想、比較宗教思想。